学校向け

「失敗は成功のもと」という言葉がありますが、最近の子どもたちは、人にどう思われるかを必要以上に気にして失敗に対して恐れをもっています。

 

空気を読みすぎるあまり自分から積極的に行動したり、自分の考えや感情を伝えることが苦手となっています。その影響で抑圧してしまい、感情が爆発したり、問題行動を起こすことがあります。

結果に囚われ、新しいことに挑戦する意欲が低くなっています。自分に自信がなく自己肯定感が低いので、失敗した相手をバカにしたり茶化したりすることがあります。勝者がいれば敗者がいます。

 

また、昨今では多様性がキーワードになっています。いかに相手のことを受け入れたり尊重したりすることが重要です。さまざまな価値観を受け入れるためには想定外のことにすぐに対処できることも必要となってきます。

 

インプロ仙台のワークショップでは、失敗を恐れず困ってるいる人を助けられること。結果だけに囚われず、そのプロセスを大事にして自信に繋げていきます。自分の気持ちを伝えつつ相手を受け入れることを通じて、協業していくことを目指します。正解はひとつではないですよね。「賛成」か「反対」か二元論とは限らないですよね。共に新たな価値観を創造していくことを目指します。

 

【教員向け】

授業デザインとグループワークの雰囲気づくりが重要となってくると考えます。そのためには、教師の即興力(臨機応変なコミュニケーション能力)が必要となってきます。

 

授業デザインがどんなに優れていたとしても、そのとおりに進めればいいとは限りません。いかに子ども達が楽しく前向きにワークに取り組めるかが重要です。子どもたちの意見受け入れつつ引っ張られ過ぎず、共に臨機応変に授業を進めていくことを目指します。


ワークショップを受けての感想

「親と久しぶりに一緒に遊べて良かった」
「親と話す機会が少ないので話せて良かった」
「普段話さない人や他の家族の親とも楽しい時間を過ごせた」
「失敗してもいい」

「失敗しても大丈夫」

「失敗を楽しめた」